さいたま民俗研究所が作成した「横瀬の人形芝居」の完成祝賀会が開催され、勝玲会も演奏でお祝いいたしました。保存会会員さんの相撲甚句のご披露もあり宴は大いに盛り上がり4時間の大宴会となりました。「横瀬の人形芝居」は、江戸末期から説教節の語りで上演されてきた古風な一人遣いの指人形で、全国でも珍しい廻り舞台を持っています。私も調査と執筆を担当させていただきました。
西武池袋からレッドアロー号に乗車して小旅行です
横瀬町は武甲山のふもとに広がる風光明媚な町で古くから養蚕や絹織物が盛んでした。昭和に入ると武甲山の石灰岩からセメントや石灰産業が盛んになりました。
毎年5月と10月に横瀬町町民会館で開催される 「よこぜまつり」で横瀬人形芝居の公演が行われています。写真は上演後の出演者の挨拶
会場の「あじ岬」の玄関前で記念撮影。勝玲会の城倉利恵さんと浅見奈央子さん
浅見さんと勝玲
会場の準備を行う保存会長で家元・若林新一郎氏と大舘勝治所長
乾杯の後に勝玲会で演奏をさせていただきました。お客様の目の前での演奏でした
皆さまは熱心に演奏を聴いていただき励みとなりました
曲のいわれなどをお話しながらの演奏です
合奏の後は勝玲が演奏しました
本日のメンバーは左から浅見奈央子さん勝玲、城倉利恵さんの三人娘です
ベテラン太夫でもある若林壯次さんの音頭取りと新井孝夫さんのお囃子で秩父音頭の演奏
会場の皆さまも踊りの輪に加わって頂き大いに盛り上がりました。ご当地の踊りは振りも揃って感激!
武甲太夫の名調子で6番まで歌が続きました
研究所の所員も踊りの輪に加わって
調査報告書作成指導者の栃原嗣雄先生と大舘勝治所長に人形頭の影絵が贈呈されました