文化庁事業「横瀬の人形芝居」調査報告書刊行 祝賀会 3月23日

さいたま民俗研究所が作成した「横瀬の人形芝居」の完成祝賀会が開催され、勝玲会も演奏でお祝いいたしました。保存会会員さんの相撲甚句のご披露もあり宴は大いに盛り上がり4時間の大宴会となりました。「横瀬の人形芝居」は、江戸末期から説教節の語りで上演されてきた古風な一人遣いの指人形で、全国でも珍しい廻り舞台を持っています。私も調査と執筆を担当させていただきました。

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西武池袋からレッドアロー号に乗車して小旅行です

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横瀬町は武甲山のふもとに広がる風光明媚な町で古くから養蚕や絹織物が盛んでした。昭和に入ると武甲山の石灰岩からセメントや石灰産業が盛んになりました。

 

HP出演者の紹介

毎年5月と10月に横瀬町町民会館で開催される 「よこぜまつり」で横瀬人形芝居の公演が行われています。写真は上演後の出演者の挨拶

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会場の「あじ岬」の玄関前で記念撮影。勝玲会の城倉利恵さんと浅見奈央子さん DSCN0020

浅見さんと勝玲

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会場の準備を行う保存会長で家元・若林新一郎氏と大舘勝治所長

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乾杯の後に勝玲会で演奏をさせていただきました。お客様の目の前での演奏でした

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皆さまは熱心に演奏を聴いていただき励みとなりました

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曲のいわれなどをお話しながらの演奏です

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合奏の後は勝玲が演奏しました

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本日のメンバーは左から浅見奈央子さん勝玲、城倉利恵さんの三人娘です

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ベテラン太夫でもある若林壯次さんの音頭取りと新井孝夫さんのお囃子で秩父音頭の演奏

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会場の皆さまも踊りの輪に加わって頂き大いに盛り上がりました。ご当地の踊りは振りも揃って感激!

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武甲太夫の名調子で6番まで歌が続きました

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研究所の所員も踊りの輪に加わって

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調査報告書作成指導者の栃原嗣雄先生と大舘勝治所長に人形頭の影絵が贈呈されました

澤田勝秋師 民謡名人位受賞祝賀会 3月9日

3月9日に師匠 澤田勝秋氏が長年に亘る津軽三味線 民謡活動の功績により一般財団法人日本郷土民謡協会「名人位」を受賞された祝賀会が開催されました。会場の京王プラザホテル「エミネンスホール」は民謡界や各界から300名近くのお客様をお迎えして熱気に溢れていました。澤田会一門で御列席の皆さまに心から御礼を申し上げました。

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開宴前のエミネンスホール

 

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名人位の賞状と御祝いの生花の前で勝玲会の女性で記念撮影。左から浅見奈生子さん、澤田玲華さん、勝玲、城倉利恵さん

 

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勝玲会の田中功さんも加わり記念撮影

 

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ご列席した上妻宏光氏と記念撮影

 

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一期生の澤田勝司先生と

 

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澤田一門63名による合奏で オープニング

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家元のリードで演奏は進みました

 

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祝賀会発起人は民謡会重鎮の先生方です

 

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名人位の賞状

 

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日本芸能協会代表の新倉武氏と日本郷土民謡協会理事の加藤訓氏、家元による鏡開き

 

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勝玲会のテーブル

 

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左から 九州から見えた澤田勝夏さんと役員の澤田勝智さん、勝玲

 

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宮本隆治氏の司会で会は進行しました。家元の少年時代の手踊りが紹介されました

 

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澤田流の名取 澤田勝姫のお名前を持つ長山洋子氏のお祝いと劇場公演での家元のエピソードをお話しいただきました

 

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家元の演奏と弾き語り。素晴らしい音色と技に会場は魅了されました

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山本謙司氏の伴奏で津軽三下りを唄われる家元

 

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家元の演奏を聴き入るお客様

 

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可愛いお孫さんからの花束贈呈

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   お客様にお礼の挨拶をなさる家元と家元夫人

 

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列席したお客様をお見送りする家元ご夫妻と名取

 

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家元と記念撮影

 

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澤田会理事長の澤田勝成先生と勝司先生

 

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館山の澤田勝八先生と

いきがい大学伊奈学園「埼玉の民謡」3月6日

昨日に続いて二日目の講座です。本日はもう一度文学散歩・美術工芸科の合同授業です。この授業が終ると終業式になるそうで、皆さんには体験型の講座で楽しんでいただけるよう考えています。講座には高校の同級生と友人が観に来てくれました。

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レストランもコバトンが出迎えてくれます

 

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ロビーは吹き抜けで空間が広がっています。右手奥が小ホールです

 

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前半の講座の後は津軽三味線コーナーで大島純子から澤田勝玲になります。初めに三味線の種類や構造などを説明しました

 

 

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民謡のルーツなどをお話しながら演奏を聴いていただきました

 

 

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勝玲会のメンバーが揃って演奏しました。数年ぶりにこのホールで演奏した会員や今年2年目の会員も心をこめて演奏しました

 

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左から田中功さん、城倉利恵さん、澤田勝玲、澤田玲華さん、浅見奈生子さん5名の合奏

 

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昭和の名曲「上を向いて歩こう」を会場の皆さまに歌っていただきました

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恒例の秩父音頭です。3名の音頭取りが盛り上げてくれました。会場の皆さんは囃子言葉で応援です

 

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終演後に小林秀樹所長と記念撮影。笑顔の素敵な所長さんは学生の頃にサックスを演奏していたと伺いました。今でも楽器がお似合いです。

いきがい大学伊奈学園「埼玉の民謡」3月5日

毎年伺っている彩の国いきがい大学伊奈学園の講座に行ってきました。会場の埼玉県県民活動総合センターは宿泊施設や小ホール、教室、体育館なども備えた県民活動の拠点となっています。毎年200名を越える学生が様々な科に入学して研鑽を積んでいます。

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会場入り口で埼玉県のキャラクターの「コバトン」が迎えてくれます

 

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初めに歌の成り立ちなどをお話します。熊本のドンド焼きや男児誕生を祝う東海地方の大凧揚げなども紹介しました

 

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年初めの七草の行事を再現しました。学生さんが家長になって今年の無病息災を祈ります。「七草なずな」の歌を皆さんで歌っ粥に入れる七草が刻み終えました

 

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遊び歌では手まり・お手玉歌の「一番初めは一宮」を紹介しました。皆さま童心に戻っていろいろなお手玉遊びが出てきました

 

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後半の演奏コーナーでは津軽三味線の音色を聞いていただきました

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本日の学生さんは健康長寿を学ぶ科と水彩科の合同授業です。熱心に聴いていただきました

 

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「秩父音頭」でフィナーレです。音頭取りの学生さんは三橋美智也先生に習った喉を披露してくれました