昨年に引き続き澤田勝司先生を講師にお迎えして、世田谷とさいたま教室の合同練習及び研修会を行いました。
岩槻駅東口コミュニティセンター ミニホールの控室
勝司先生からは曲に合わせた撥のリズム感や、フレーズに勢いをつけて弾く方法など、分かりやすいご指導をいただきました。講習後のミニライブでは、力強く、あるいはPPで響きを生かした音色に会員一同感動いたしました。また控室での三味線談義も楽しくお聞きし、会員個々のお稽古の課題もできて大変勉強になりました。
澤田勝玲(大島純子) 勝玲会の活動の記録
勝玲会の世田谷教室とさいたま教室の合同練習会のあと大先輩の澤田勝司先生を講師にお迎えして研修会を企画しました。
コロナ禍の下、さいたま市東大宮コミュニティセンター大ホールを貸し切で行いました。普段は出演などの機会がないと会員が集まることがないので、久しぶりの交流となりました。
勝司先生の前での発表は大変緊張したようですが、そのあとの研修では撥の持ち方や構え方、演奏上の留意点を丁寧にご指導いただき、今後の練習へのモチベーションが上がりました。
勝司先生の演奏は初めて聞く会員もいて、迫力ある生演奏に感動をいただきました。また勉強させていただくことが多くあり収穫の多い会でした。
6月26日に東所沢徳寿庵で開催された『所沢―魅力・不思議発見「あんだかや」「あんだんべえ」』(さいたま民俗文化研究所 企画・編集)の出版祝賀会で、がお祝いの演奏をしました。祝賀会は執筆者や調査協力者、所長 大舘勝治氏の交友関係など大勢の参加で大盛況でした。勝玲会のメンバーは二年ぶりの演奏に緊張したようですが、会場の皆さまに喜んでいただき安堵しました。コロナ禍でマスク姿の演奏です。
勝玲も研究所所員で、今は伝承されていない所沢のボーチ歌や臼ひき歌、茶作り歌、餅つき歌の楽譜を書きました。高度経済成長期を境に農村域でも変化が起き、多くの仕事歌が姿を消してしまい、楽譜の音源は昭和40年代に古老の伝承者から採集した貴重なものです。
今年はコロナ禍での一年で、お教室では三密に対応して粛々とレッスンを進めました。普段は個人レッスンですが、年の終りに集まって総ざらいをしました。合奏の面白さは、互いの音を聴きあって音を作り上げてゆく事でしょうか。参加した皆さんは「楽しかった!」と感想を述べていました。一年お疲れさまでした。来年も楽しくレッスンを進めましょう。
春日部市立幸松小学校の『日本音楽鑑賞会』津軽三味線のビデオを自宅で撮影しました。毎回学校を訪問して演奏とお話し・体験コーナーの授業を担当させていただきましたが、今年はコロナ禍の影響でビデオでの授業となりました。初めての自撮りと演奏にバタバタしましたが何とか無事に撮り終え、音楽の授業で活用していただけたようでほっとしました。